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付き合って10日経った。
尚稀からは✉が来ない。最後に✉したのはいつだろう。
時間が長く感じられる。
『尚稀君。今、大丈夫かな??』
唯癒は✉を送った。一時間後~
ピロッピロ🎵
携帯から大塚愛の【大好きだよ。】が流れる。
尚稀君だ・・・。
期待と不安で胸が・・・心が潰れそうだ。
《遅くなってゴメンね。部活だったから・・・。んで何???》
唯癒は床に座り込んだ。
なんで??何って言うの??
言葉ひとつ選び間違えても、相手は傷つく。
唯癒は、本当に付き合ってるって言うのか考えた。
『尚稀君、本当にあたしでいいの?』
唯癒は、必死の想いで送信ボタンを押した。
ピロッピロ🎵
《なんで??》
・・・・。
どうして?否定をしなければ確信もしてくれないんだね。
唯癒は、✉がし辛くなっておやすみメールを送った。
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