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あのメールからまた来なくなった。
最近、唯癒はいつも思ってた。
あたし、尚稀君の事なにも知らない。
そう言えばそうだ。尚稀とは仲良くなったがお互いの事は知らない。
聞かなきゃ・・・。唯癒は✉を送った。
それは、長い文で必死になって打った✉だった。
・・・・。
ピロッピロ🎵
携帯を見ると尚稀から来ている。ドキドキしながら✉を見た唯癒はあ然とした。
《何が聞きたいん?》
それだけ?
頑張って打ったのに・・・・・。
唯癒は、誕生日と血液型を聞くとさっさと✉を終わらせた。付き合って一週間以上になるのに相手はあたしのフルネームも知らないし聞いても来ない。
唯癒の心は冷めかけてアイスになりそうだった。
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