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そんな幸せな毎日の中
彼女が言ってきたんだ。
『私の親
離婚するみたい…』
俺は驚かなかった。
美咲の親は前々から
仲が悪くて
美咲が自立するまで
待っていたみたいで…。
──週末
とりあえず実家に帰り
話をすることにした。
俺も付いていった。
話し合いの中
美咲は泣いていて
『私は二人が愛し合って
そして生まれたんでしょう?』
『そうね。でも
もう愛はなくなったのよ』
『なら、私の命はもう
もう嘘だっていうの?!
愛した時に嘘を
付かないせで…』
そしてまた
泣いていた。
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