■赤褐色の粗目味

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いつから好きになったのか… 好きではなく 懐かしいと淡い時間に浸っただけ どうしてか解らない 想い出すと“痛く”て 無関心でも不感症でも やはり自分自身の中心辺りが蹲る いつか… 来ると解っていました 覚悟の出来ない俺を突き飛ばしてくれたね 二人の名前…入ったブレスレット 想い出をゴミ箱に捨て 御別れした あの日から一年 何にも変わって無い俺と 変わり過ぎた君と… 別に何をするわけも無くて 今日がひたすら痛くて…
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