■埃

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襖の奥仄かな記憶 忘れられた存在は 心にそっと了って殺害 皆が皆で忘れて殺め ふとした事で生き返る 埃に塗れて 記憶から疎外されても 直、想い続ける “また遊んでくれるさ”と… 決して憎悪や怨みに変わること無く ずっと貴方を待っている 埃が積もり積もっても…
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