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第一章
溜息をつき昼の空を眺めていた
「なんで空は青いのか…?」と問い掛けた
つまらない言葉で笑い転げてた奴が
なぜかすごく羨ましいと思った
誰もいない道を歩き続ける度
涙を流していた俺は…
自分の夢に反対(ケチ)つける奴等がいた
ツバを吐いてゲーセンで屯っていた
同じ毎日が続いてる今
諦めを募らせた時にでも
そんな自由への…憧れ
曖昧な言葉で逃げる奴等に
嫌気がさし外に出てタバコを吸った
弱い自分を強く見せ付ける為に
髪の色をたくさん変えてみた
裏切られることを恐れていた俺は
奴等の機嫌を損ねない様にしてた
誰かのセイにしなきゃ生きられなかった
キレイなモノなどこの世界に無いと思った
くだらない大人と意味のないルール
冷めた目で見つめた時でも
そんな自由への…憧れ
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