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『ぉババ~ただいま!!』   小さな村の中心の 少し大きな家の前に座る老婆に話しかけるハル   「ぁ‥ぁの‥」 隣にいたシゼが恐々と”ぉババ”を見つめる       ぉババは ハルの髪に付いた葉っぱを取り 大きく息を吸い込んだ。   「この‥大バカ者~っ!!!!」           村中に響き渡る大声でハルを怒鳴りつけた   『な‥何だよ』 その声に二人はすくみあがる   「あれ程外で力を使うなといったのに‥」   『‥いぃじゃんかぁ!!こんな山奥じゃ、誰にも見られね~って!!!』   納得がいかない という表情でハルは話を続ける   『大体、何で見られちゃいけないんだょ!?街まで買い物に行くだけで日が暮れちまうよ。』       ハルの問いかけに ぉババは目閉じた     そしてゆっくりと目を開き 言葉を発した       その言葉と共に ハル達の頭の中には映像が入り込んで来る。。。
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