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...心臓がﾊﾞｸﾊﾞｸいってる｡
｢すばる君の彼女や,好きになったらｱｶﾝ｡｣
と思おうとしても,
むしろ心臓の鼓動は速くなっていく｡
｢なぁ...忠義って!!｣
｢え,あぁ,ごめん｡どしたん?｣
香織は何か知らんけどあきれ顔｡
｢どしたん,ってこっちのｾﾘﾌやわ｡笑
ずっとﾎﾞｰっとして｡大丈夫??｣
ﾎﾞｰっとしてしまうのは香織のせいだと分かりながらも,
平然として
｢あぁ｡大丈夫やで｡｣
と笑ってみせた｡
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