3人が本棚に入れています
本棚に追加
/34ページ
きみの声が聞きたくて
携帯電話に 手を延ばす
きみを想ってしたことが
逆に二人を 引き裂いた
長い 長い 冬が来て
ぼくときみの仲も
すっかり 冷えてしまったね
どうして こんな風に
なって しまったのだろう
考えても 考えても 分からない
ぼくときみは
もう 交わる事のない平行線
もう フッ切れたはずなのに
携帯のメモリーを消せないんだ…
きみの声が聞きたくて
携帯電話に 手を延ばす
きみの声は 聞こえない
最初のコメントを投稿しよう!