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きみの声が聞きたくて
携帯電話に 手を延ばす
きみの声が少しだけ遠くて
聞き取りにくいコトバ
「ごめんなさい…」という声が
ぼくの心を 動かした
きみの声が聞きたくて
携帯電話に 手を延ばす
それは ただの口実で
互いに 素直になれないだけ
ぼくらはまだ
子供のままだったのかな
きみの声が聞きたくて
携帯電話に 手を延ばす
出会いと別れの春が来て
ぼくときみが それぞれの道へ
一歩ずつ 一歩ずつ
歩いて行くために できること
お互いのメモリーを消すことで
ぼくらのカンケイは 0に戻った
きみの声が聞きたくて
きみの声……素敵な 声
とても綺麗な きみの声
きみの声が聞きたくて……
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