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校門を通ると、後ろから呼び止められた。
「「沙耶ちゃんと紫苑ちゃん!!」」
振り返ると葵先輩と茜先輩がいた。
「「おはようございます」」
茜「おはよ
ねぇ、そっちの子誰??
彼氏??」
葵「茜ェ、食い付き過ぎ💧
沙耶チャン困ってる💦」
「彼氏じゃないデス💦」
「幼なじみの橘奏です」
「奏クンは何部に入るのぉ?」
「男テに入るつもりです」
紫苑「えッΣ
奏テニスするの!?」
紫苑の問いには答えず、奏はチラリとあたしを見てこう言った。
奏「どうしても“アイツ”に振り向いてほしいんです」
紫苑「アイツって誰?」
奏「それは秘密。」
紫苑「もうィイや
沙耶行くぞォ」
沙耶「ぁぁ、うん
先輩!午後からお願いします」
「「ぁ➰い」」
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