入学

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  「ここが虹ヶ丘中かぁ…」 「ねぇ沙耶、やっぱりテニス部だよね?」 幼なじみで何でも話せる親友の 『糸川 紫苑』 イトカワ シオン が話し掛けてくる。 「もちろん♪ またペア組んでね」 「当たり前だよッ 沙耶以外が後衛なんて考えたコトないもん」 「ありがとねッ紫苑♪」   そこに幼なじみの 橘 奏 タチバナ カナデ が来た。   「あッ沙耶達! やっと見つけた💧」 「奏かぁ… 誰かと思った」 「ひでェな、お前等 こっちは必死で探したのに」 「体力のない男はモテないよぉ??」 ※言い忘れてたケド、奏は男だ。だけどヘタレに属す奴。   紫苑が悪気無しで言った。   Σグサッ   沙耶には何かが刺さるような音がした。 前を見ると奏は燃え尽きていた。 「それより沙耶、 クラス表見に行こッ?」 「そだね💧行こッか」     とりあえず、あたしも紫苑も奏も同じクラス。 この先どうなるンだろう…?
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