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1‐A
沙耶と紫苑は教室に行った。既に教室はたくさんの人が居て、そんな中沙耶を呼ぶ声が聞こえた。
「沙耶チャンじゃない!?」
「もしかして真帆チャン?」
「そぉだよ久しぶりィ」
柳瀬 真帆 ヤナセ マホ
小学校の時に通っていたテニススクールで沙耶とライバルだった子。でも仲はいい方。
「そっか。真帆チャン、中学校一緒だったンだ」
「やっぱテニス部だよね?
また試合してね」
「あ、うン…」
沙耶は力なく答えた。
真帆は不思議に思って聞き返そうとしたら先生が入ってきた。
「みんな~!5秒以内に自分の席に座って」
とりあえず急いで座るあたし達。でも何人かの男子はまだ騒いでた。先生は騒いでる男子の所に行きこう言った。
「てめェ等とっとと座りやがれ
座らなかったらどうなるかなァ?」
怪しく微笑みながら言う先生。何やら黒いオーラが見える…
瞬時にその男子は自分の席に座った。
先生は黒板の前に立ち、挨拶をした。
「初めまして
あなた達の担任になった八木です❤
よろしく」
・・・What?
二十人格?恐ッ💦
まぁスルー。
「あッ、それからみんなテニス部に入ってネ♪私副顧問だから」
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