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県立若葉学園高等部に
育ちも考え方も違う2人が
数奇な運命に導かれ
出会ってしまった…
単なる偶然?
それとも……
アイ『ねぇ遊莉ちゃん…
シアワセってなに?』
ユリ『何言ってんの?
マヂ?藍ちゃん(笑)』
アイ『あたしわ真面目
に訊いてんの!!!!』
ユリ『ん…雅弥わどう思う?』
マサヤ『俺?俺はダチと
遊んでる時がシアワセ
だと思うぜ?』
アイ『……雅弥にふるんじゃ
なかった…』
マサヤ『ちょっ藍!!
どーいう意味だよ?』
アイ『気安く呼ぶな!!
馬鹿者が!!』
教室中に響き渡る
藍の声…
マサヤ『龍也あ~
藍ちゃんが
いじめるよお~』
タツヤ『なんだ?また藍の
やつ毒撒き散ら
してんの?』
藍『あたしは
思ったことを……』
藍が言い終わらないうちに
遊莉と声が被った
ユリ『まあまあまあ…
今日の議題は
シアワセの意味で良い?』
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