お婆ちゃんとインコ

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お婆ちゃん『手に乗せてみなさい。』 私『お婆ちゃん!!!逃げちゃうよ!!!』 お婆ちゃん『良いから良いから。』 そぅ言って、小さな箱からインコを手に乗せた。 私『逃げ無ーい!』 お婆ちゃん『逃げないように、躾たからね。』 私『どーやって?』 お婆ちゃん『ご飯の時、スプーンに餌を入れて、手に乗せるようにすれば良いんじゃよ。後は日光浴をさせると、インコの色が特別に綺麗に成るんじゃよ。』 私『へー!こんな色のインコ初めて見た!!!綺麗!』 瑠璃色のインコ。 私『チコちゃん!』 早速名前をチコにする。 お婆ちゃんは笑顔。 ガムをほうばりながら、喜ぶ私。 3歳の私。 新しいママが出来て嬉しい私。
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