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パーティーも終わってミーシャだけが外に出てこなかった。
「あの、ミーシャは何処に。」
「ミーシャ様でしたらお帰りになられましたが…。」
「はぁ⁉いつ⁉」
「い、一時間ほど前です💦」
「チッ。何処に行ったんだよ。」
アリシナはミーシャか心臓の音を探した。
その頃ミーシャは、両手両足を縛られ身動きできない状態だった。
「ミーシャ嬢、手荒なまねをして悪いね。」
「シヴァ、お前もか。」
シヴァは貿易会社の息子で、ミーシャの体が高く売れると知りミーシャを拐ってきた。
「そうだ、お前を売れば金になるし、殺してもお前の体は高く値がつく。どっちがお好みですか?」
「私は誰にも血の一滴もやらん。」
「いつまでもそう言ってられると思ってるのか?」
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