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次の日――
「ミーシャ起きてるか?」
「アリシナ、何か体だるい…。」
「大丈夫か?」
「無理…。」
「血足りないんじゃぁね?」
「かもね…。」
「飲むか?」
「いらない。」
「じゃぁ我慢しろ…。」
「はぁ…。」
「無理するなって、飲め。」
アリシナは自分の指を切ってミーシャの口に当てた。ミーシャは口に入ってきた血を飲んだ。
「まずい…。」
「死神の血はそんなもんさ。」
「血がないと生きていけないってヤダなぁ……。」
「今日は家から絶対出るなよ。オレちょっと出掛けてくるからな。」
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