第3章

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「わかった…。」 アリシナは部屋を出て、どこかに出掛けた。 「死神は出掛けた。今がチャンスだ。」 木の茂みからミーシャ達を見ていた者がミーシャの部屋の窓から入ってきた。そして、ミーシャがいるベットの横に立った。 「コイツか?」 「あぁ。」 「ずいぶん若いな。」 ミーシャは部屋から逃げようとしたがドアが開かない。 「誰だお前達…。」 「黒き光の者です。」 「黒き光…?」 「そうです。貴方の血をもらいに来ました。」 ミーシャは二人に壁まで追い詰められた。 「お前達にやる物などない…。」 「無くては困る。」 ミーシャは窓まで走ったが途中でめまいがし倒れた。
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