第3章

4/7
前へ
/121ページ
次へ
「逃げても無駄だ。」 ミーシャは立ち上がって窓のところまで行った。 「鬼ごっこはここまでだ。」 一人がミーシャを身動きできないようにして、首に噛みついた。 「あぁ‼っぁぁああ‼」 ミーシャはあまりの痛さに悲鳴をあげて暴れた。 「どうだ。」 「間違いない。」 男はミーシャから離れて何かを話している。 「もぅ時間がないので、また後ほど。」 二人が消えたと同時にアリシナが部屋に入ってきた。 「ミーシャ‼おい、ミーシャしっかりしろ‼」 ミーシャは気を失っていた。
/121ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加