第4章

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「ミーシャ、死神界に行ってくる。」 「一緒に行く。」 「今日はダメだ。ライアンのとこに行け。」 「わかった…。」 「心配すんなって、お前をおいて消えたりしないから。」 「うん。」 アリシナはミーシャの頭をクシャクシャにして準備を始めた。 「ライアン頼むぞ。」 「はい、おまかせしてください。」 「変なことすんなよ。」 「失礼だなぁ、しませんよぉ。」 「ほんとかよ……。ミーシャ、明後日には帰る。」 「わかった…。」 「じゃぁな。」 アリシナは出て行った。 「さてと、何か食べますぅ?」 「いらない…。」 「そうですかぁ。」 ミーシャはずっと外を見ていた。
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