出会い

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「美久は、抜けてるンだから」 美里のツッコミにみんなで笑っているなか、彼--高橋 健君--だけが、なぜかそっぽを向いていた。 彼は、その後も目を見て話す事がなく、その日の昼休みは終わってしまった。 これが、私と彼との出会い。第一印象は、あまり覚えていない。それくらい彼は、あまり話さなかったし、行動もしなかった。 でも、私は今度はちゃんと目を見て話してみたい。と、そう強く思った。
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