想い描いた夢

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秋になり冬になり 季節が変わるにつれて私達は部活にバイトに勉強に忙しかった だから以前に比べたら遊ぶ回数は徐々に減ってきていた 「ねッお願い!!買い物付き合って!!!」 「そりゃあいいけどさ..私彼氏いたことないから何あげたら喜ぶかなんてわからないよ」 この日は由美の買い物に付き合わされて街に来ていた 高校に入って初めてできた彼氏にあげるクリスマスプレゼントを一緒に選んで欲しいと言われ断れなくてノコノコついては来たが 私はれっきとした女だし ...まぁそりゃあ女にしたら背高い方だし声も高くないし髪もショートだしたまに男に間違われるけれど 「和泉だったら何もらったら嬉しい?」 「...私を参考にしないでよ」 男の好みなんて知らない だから一生懸命悩んでいる由美を見ながら携帯をいじっていた そしてひらめいた
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