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男のことは男に聞くべし
「参考にコウ君に聞いてみようか」
「あッいいねェ」
由美の賛成も得たところで私は携帯のアドレス帳からコウ君の電話番号を探し通話ボタンを押した
『おかけになった電話番号は現在使われておりません...』
「あれ~?」
「どうしたの?」
「コウ君の番号かかんないんだけど」
使いすぎて解約でもされたのだろうか?
「じゃあみっちにかけてみよう!きっと一緒にいるよ」
「そうだね」
そう言ってコウ君のすぐ下にある満月の電話番号を押した
『現在電波の届かないところか...』
「ありゃ..ダメだ」
「残念」
しかたがなく消去法で残った祐輔に聞いたが『知るか』の一言で私達は結局大型ショッピングモールで5時間も悩んでいた
私の大切な休日が...
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