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この2つのテディベアは俺と太一が小6の莉音の誕生日にあげたものだった
莉音はそんな昔の人形をいまも大切にしていた
「すごい…眠い…」
涼はそう言いながら莉音のベットで眠り始めた
『もう!!!眠たいんだったら自分の部屋に戻ればいいのに・・・』
莉音は涼を起こそうとしたけど起きようとしてくれないのでそのままほっといた
(莉音のにおい落ち着く・・・)
涼は莉音のベットで本当に眠ってしまった
目が覚めて周りを見回すと莉音の姿がない
(どこいったんだろう・・・
あいつ今日大丈夫だったかな?)
涼は莉音が太一の事を好きだと思っていた
だから莉音が太一とゆりをみて傷つかないようにと気にしていた
今日の放課後も・・・
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