A CAT AND A ROCKET

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「ヴィヴィアージュ、僕はこれからこのロケットで空に行くんだ」   「空に……?」   「君はなぜ夜空の星たちはあんなに輝いているか知っているかい?」   フラーゼンは空を指差します   「あれは全部大きな宝石なのさ。僕はそれを採りに行ってくるんだ!そうしたら大金持ちだぜ?毎日美味しいミルクだって飲めるぜ?」   きらきらと瞳を輝かせてヴィヴィアージュを見つめました。   「どうだい?君も行かないか?」   ヴィヴィアージュは宝石には興味がありませんでしたが、一緒に行けば彼女に会えると思い、ついて行くことにしました。   「お願いだ…フラーゼン、ボクも一緒に連れて行っておくれ」
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