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「……」 『ゆっくり、時間かけてさ。深く、深く……』 「……」 『お前の舌……それからくわえこんでさ。ちょっと吸ったら……』  ――ゾワッ…… 「……っ」 『また感じちゃった?お前スッゲー感じてさ……分かったぜ。アソコも敏感に反応したの』 「……っっ」 『なぁ、ズボン下ろせよ。一緒にさ、イコうぜ……』 「……」 『もう、引き返せねーだろ?』  カチャ、カチャ…… 『できた?』 「……」 『……クス。可愛いぜ……好きだ……』 「……」 『ゆっくりシゴきな。この間、ねっとりしゃぶってやったろ?』  ……ピチャ、ピチ……ペチャ、ピチャ……  すると、受話器から卑猥な音が聞こえてきた。 「……ふ……っ……」  それを耳に直接聞き入れてしまった桂は、ぎこちない手つきではあるものの、自慰行為と相まって、とうとう快楽の息を漏らす。 『もっと、聞かせろよ……』  クチュ……クチュ……ペチャ、ペチュ…… 「……あっ……はぁ……」 『俺も、感じてるぜ』 「う、ん……もう……っ」 『“もう”?』 「早くぅ……っ……イキ……た……んっっ……」
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