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『ミラーナ』
これは日本のとある施設の名である。
ここでは、日本の人々を守るための実験が行われているらしい。
僕は月臣 信也(ツキオミ シンヤ)。東京のとある高校に通っている普通の高校生。
「今日は社会科見学かぁ…」
(あぁ―めんどくさい)
あくびをしながら僕はバスに乗り込んだ。
暫くバスに揺られていると、バス内が騒がしくなってきた。
ようやく見えてきたらしい。
目的地が何処なのか知らなかった僕は、バスを降りて初めて知った。
「日本守護協会…ミラーナ…か。これがあのミラーナねぇ…」
中に入り、僕たちは案内人について行き、いろいろ見学をして回った。
中には男性だけでなく女性もいた。
訓練をしたり、メンテナンスをしたり、たくさんの機械があった。
(女の人もいるんだ…)
僕はそう思いながら見て回った。
自由見学の時間になり、施設を自由に見ることが出来るようになった。
僕は軍の中心にある、マリア像のところに行った。
(はぁ、早く帰りてぇ)
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