あいーんじいさん

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ある日、狭い道を車で走っていた。前から爺さまが乗った軽トラがきた。仕方なく広い所でよけて待っていてあげた。すると軽トラはゆっくりゆっくり近づいてきた。正直(はよいけや!とろいのー!)と思ったが静かに待っていた。すると軽トラに乗った爺さまがゆっくりゆっくり近づいてきた。そしてドライバーの爺さまがかなり前から待っていてくれたお礼に手をあげている。しかし手の位置がおかしい。まるで『あいーん』をしてるかのようだ。思わず吹きました。そして爺さまは私の車の横を抜け畑に突っ込み、土煙をあげながら畑から脱出、何もなかったかのようにゆっくりゆっくり消えていきました。
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