序章 盗っ人=馬

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中に入っていたのは、小判ではない。 石だ。大量の石が、その中に敷き詰められていた。 「どうなってやがんだ!!」 舌打ちし、ギリリと歯噛みする。とー 「驚いたか、疾風の颯太」 突如、背後から声が聞こえた。 振り返り見ると、それを待っていたかの様に照明が少年を照らし出した。
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