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あれから何時間たっただろう...。あたりはすっかり暗くなってしまって、人もあまり通ってない、少し怖くなってきた。
(早く見つけて帰らないと...)
私は大事なマスコットを必死になって探した。
玲汰「どした?」
婀熹「え?」
必死になって探してたら後ろから男の人の声がしたのですぐに振り返った。そして私は驚いて言葉が出ない。何故かってその人は帰り道にいつも会うあの男の人だったから...。
玲汰「何か落とした?」
婀熹「あっ、はいっ、大事なマスコット落としちゃって...;;」
玲汰「俺も探すの手伝うべ。」
婀熹「えっ;でも、悪いですから;」
玲汰「こんな時間に女が一人でいるのは危ねーべ。」
婀熹「あ、ありがとうございます...///」
玲汰「気にすんな、で、お前名前は何ていうんだ?」
婀熹「婀熹っていいます///」
玲汰「婀熹かぁ、俺は玲汰。よろしくな」
玲汰っていうのかぁ...。玲汰さんは自分の名前を言い終えるとニッと笑って私の方を見た。私も照れながら笑って見せた。
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