時は過去に遡る

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「分かったよ。行けばいいんだろ行けば。何が悲しくて毎年、男4人で花火大会行かなきゃなんねぇんだよ。しかもまだ時間あるだろ。」 俺は素っ気なくそう返した。 「毎年恒例なんだからしゃあないやろ。全く(笑)嫌なら早く彼女つくれや。」 和也はいつものようにふざけた態度でそう返してきた。 「うるせぇ。余計なお世話だ。和也こそ彼女つくれや。」 「いや…俺は誠だけ…キャッ。」 「いや×②うざいから…てか気持ち悪っ(笑)俺はそんな趣味ありませんからぁ!」 こんな馬鹿話も出来るまで残り少なくなっていた。
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