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「休憩所には遅くても一時間で着くな」
冬哉が時計と地図を照らし合わせて確認する。
「よし、なら早く行こうぜ!!」
潤が先立って走り出す。
「そんなに急ぐとバテるぞ?」
ツッコミを忘れない恵太。
だが潤は、
「平気平気!」
と言って走って行く。仕方無しに三人はペースを上げて歩いた。
数分後、息切れで膝をついた潤を発見した三人は深いため息をついた。
「先行が不安だ…」
冬哉が頭を抱えてまだまだ続く道を見た。
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