*一章*

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それから数日後の夜 突然 校長が担任と一緒に家に来た。 私が驚いていると校長が 「茉里さんから全部聞いたよ。 ごめんね…」 と言って謝り始めた。 そして校長から話しをきいた両親は激怒した。 「何を考えてるんだ!! 学校は勉強を教える所だろ!!」 父は怒鳴り散らしていた。 母は私の横に立って父を見ていた。 校長と担任は ひたすら頭を下げ謝り続けていた。 一時間ほどその状態が続いた頃 父が疲れたらしく 「もういい…帰って下さい!!」 と言って2人を帰した。 その日は父も母も話さなかった。 私も話す気になれず そのまま眠りについた。
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