―記憶と戦い―

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その頃 羅衣は 病室で泣きじゃくっていた 華夜は そんな羅衣をただ呆然と見ていた その時 ドアが開いた 『羅衣!!!』 『『羅衣チャン!!!』』 桜上の 羅衣を含める 最強メンバーの三人 星奈、翼、天空だった 他のメンバーは 羅衣、陸、そして優心だ... 『羅衣!!今、陸とすれ違ったけど、どうしたの!?』 星奈が 羅衣に問いかけた 『陸が...亨君を殴り込みに行くって...ヒック..』 『『『亨!!??』』』』 三人は声を揃えた 当たり前と言えば 当たり前だ... 優心を殺した 張本人なのだから。 『なんでやねん?』 翼も続けて 問いかけた 『彼氏が亨君だったっていったら...』 三人は 残酷な表情をしていた 陸は 助からない... 三人とも 思ったのだろう なんたって あの最強な 優心までも 殺したヤツだ... 優心の右腕だった 陸であろうとかなう相手じゃない 『おい!!アイツ..一人でいったのか!!??』 兄貴の天空も すごくパニック状態だ 『うん...ごめんね...あたし...止められなかった』 『羅衣...今からでも間に合う...助けにいきましょ...』 『星奈さん...でもあたし...』 パチンッ...
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