―彼氏―

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俺は 羅衣に 伝えた後 真っ直ぐ 病室の出口に向かった 最後に 振り向いて 赤井に 『羅衣をよろしくな』 そして 羅衣に 『幸せになれよ』 って わらいかけた 『いや...陸ぅ!!陸ぅぅぅぅ!!!!!』 ドアを閉じた後 羅衣の叫び声が ドアの向こうまで聴こえた 優心の気持ち... こんなのだったのか... 優心... こんな気持ちで 行ったんだな... 中1でこの辛さに 耐えたんだな... すげぇな 優心....
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