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「勿論、ジョーカーが犯人を示しています。俺は最初、ジョーカーが誰を示しているかばかり考えてたから、わからなかった。だったら、この４枚が誰かを考えればいい。そうしたら、自然に答えが出てきました。これは、肝試しの順番を表していたんです。だから、1から順になっていたんです。そして、絵柄が全てハートだったのは、男女、もしくはカップルを示していたんだ！つまり、ハートの1は俺と麗奈って考え方です。そしてジョーカーは、右端にありました…つまり、五番目ですね。この中で、肝試しの順番が一番最後で、なおかつ、カップルじゃなかったものがいます。」「ま、まさか！？」みんなの視線が自然に集中する。「大沢さんと南さんをバラバラにし、熊谷さんを刺し殺し、さらには、岡崎さんに罪を着せて殺した真犯人は…竜崎圭介！あんただ！」「…！」「そんな…竜崎さんが…？」竜崎は落ち着いていた。「神崎君。これでも俺は警察の人間だ。その俺を犯人扱いしているんだ。後で間違えました、すいません。で済む話じゃない。君はその覚悟があるのか？」…大丈夫。自分を信じるんだ。自信をもて！「もちろんですよ。間違えてたら、どんな罰でも受けます。」迷いはしない。このまま攻め続ける！
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