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少女は腕を見やるが、どうやらあまり無事ではないらしい。
「μβδραα…(もうダメだね…)」
そう呟く少女は、ハッとして自らの頬をピシャリと叩いた。
「αηκλοω!(弱気になるな!」
そう少女は自らに言い聞かせるが、その声は夜の深い闇の中ではあまりにも儚げで、非力だった。
やがて、少女は自らの膝を抱えるようにうずくまり、そのまま動かなくなってしまった。
そして少女はゆっくりと呟く。
θηζεδ…(助けてよ…)
αβγδ…(誰か…)
夜はさらに更けてゆく
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