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しばらくして、バスは真っ暗なトンネルに入った。
「夜のトンネルって気味悪いな。😱」
竜之介がめんどくさそうに言う。
「この場所には伝説があるのよ。😃」
恭子がニヤニヤしながら言う。
「伝説?」
華夜が聞く。
「そう、このトンネル昔は戦場だったのよ。😃」
「ひっ……😱」
華夜は震えている。
「大袈裟なんだよ😒」
そう言って竜之介は窓の近くに膝を置く。
「いてぇ⁉」
竜之介は、窓ガラスの枠で肘を擦った。
「すみません…子供が悪戯してゴムを外しちゃって…他の所もそうですよ💦💦危ないですから手を近付けないでくださいね😓」
運転手が言う。
「ば~か😒」
華夜は呆れる。
「うるせぇ‼😖」
「あら😃仲良いじゃない。」
恭子が更にニヤける。
「そうなんすよ😆
こいつら活世高校一のカッ……。」
ガン‼
「いてぇ😱」
啓太は頭をおさえる。
「馬鹿‼」
「へぇ~あなたたち活世高校なんだ。
私そこの卒業生なのよ😃」
「え⁉そうなんですか⁉」
華夜は興味深そうに言う。
「えぇ、去年のね。
まぁ私あんま目立ってなかったし、知らなくて当然ね。😓」
山崎恭子とてもフレンドリーで、いつの間にか、竜之介達の中にとけ込んでいた。
「そういえば話しの続き聞かせてくれよ。😁」
「竜之介!敬語使いなよ😠
「良いのよ。😃」
「ほらな?😁」
「もう…😒」
「話に戻るけどそこには今も多数の白骨死体が埋まってるとか…。😃」
「あ~怖くて寝れないかも😭」
「子供じゃあるまいし😒」
「うっ…うるさい‼」
華夜はスネる。
「でも長すぎて風通しが悪いのよね。
今の時期だとすごく暑いのよ😱」
「確かに😓」
竜之介が言う。
「それじゃあ私も寝るわ😃
お二人さんはごゆっくり‼」
恭子はそう言ってアイパッチを付けて寝てしまった。
後ろを見ると啓太も爆睡している。
1日がかりの旅行なだけに、全員にアイパッチが配られていた。
俺の席は華夜の隣。
啓太の陰謀らしい。
「しかしこのトンネルなげぇな😒」
「そうね😖」
「ここは出るのに一時間かかるんですよ。」
運転手の澤井翔が言う。
「そんなにかかんの⁉💦💦」
「お疲れでしょう。😃
もう遅いですし、ゆっくりお休み下さい。」
「竜之介、お言葉に甘えようよ。」
「そうだな…。😖
寝るかぁ💤」
竜之介はアイパッチを付けて目を閉じた。
隣からは華夜の小さな寝息が聞こえる。
(さっきまであんだけビビって眠れないとか言ってた癖に…😒)
「寝るか…。」
竜之介はアイパッチをつけて眠りについた。
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