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「竜之介、何か分かったの……?」
「さあな😒さっぱり分かんねぇ😱」
「そっか……😢」
「……心配すんなよ😒
何も分かって無いってのは嘘だ」
「えっ……じゃあ…分かったの?😢」
「とは言っても犯人が誰かもわかんねぇし、運転手も動いた奴はいないって言ってたし。
この地点で運転手と岬以外に完璧なアリバイが出来てる。😖」
「……なら運転手が……。😢」
「ば~か😒その間は誰が運転するんだよ」
「じゃ……じゃあ……。😢」
「言いたくないが今の所美波を殺せるのは岬しかいない……。😔」
「そんな……。」
「でもな……俺はあいつを信じてる。😉」
「……竜之介。」
「色々調べてみたんだが…今の所四つ程ピースが揃ってる。」
「ピース?」
「まず一つは、腕の傷。
事件前に無かった傷が今あるのは何か有ったからだ。
そして二つ目は注射器。
罪を着せるために持たせたんだろう。
三つ目は運転手が聞いた声だ。
恐らくそれは美波が殺された時の声だ。
四つ目は誰も動かなかったって事だ。
これだけで容疑者は限られてくる。
このピースをどう枠にはめるか……。」
「誰が美波を……。」
「岬に話しを聞いてみよう。
何か分かるかもしれない。」
竜之介は前の席で泣いている岬に話しかけた。
「なあ岬」「何……?😢」
「辛いかもしれないけど……お前の疑いを晴らせるかもしれないんだ。
協力してくれないか?」
「……分かった。😢」
「ありがとう……。
まず……美波を見つけた時…見たことを言ってくれ。」
「目が覚めたら……
……私の手に注射器が持たされてて……だから私が犯人扱いされたの。」
「……それで指紋が有ったのか……。
でもお前寝てたんだろ?」
「美波が隣で倒れたのを見た後、何か手に持ってる気がして……それを見たら注射器で……。
怖くて投げたの………。」
「そう言えばさっき警察が言ってたな。」
「他に何か気付いた事とか無いか?」
「………そう言えば事件に関係無いと思ったから言わなかったけど……私のハンカチが無くなったの……。」
「いつ?」
「昨日の夜よ。」
「………なんてこった……。」
「どうしたの?竜之介」
華夜が心配そうに聞く。
「俺はとんでもねぇ勘違いしてたんだ……。」
「じゃあ分かったの?」
「その証拠は恐らくもうこのバスには無い。
でも……それさえ見つかれば恐らく犯人の指紋が出てくる。」
「じゃあ……😢」
「一つ一つの手掛かりが意外な犯人を指してる」
「分かったんだね⁉」
「……美波は犯人に罪を擦り付けられた。
ピースはピッタリはまったよ。」
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