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「むむ……これの犯人はこいつだな。
きっとこういうトリックで被害者を……。」
「竜之介‼早く起きなさい‼」
「うるせぇな‼
言われなくても起きてるよ‼😒」
「また推理小説読んでるの?😏
あんたも本当好きなのね。
そんなのばっかり読んでて本当の事件に巻き込まれても知らないからね。」
「んな訳ねぇだろ😒
夢見過ぎだ😖」
「どうだか😏」
ピンポーン……。
「あ、華夜ちゃん来たみたいよ。
早く行きなさい。😏」
「へいへい😒」
俺は高峰竜之介(17)
ふつ~の高校生だ。他の奴らは推理小説オタクだと言うが、単に好きで集めてるだからオタクじゃないって俺は思ってる。
そんな俺の日課は、朝早起きして、制服に着替え、ギリギリの時間まで推理小説を読む事。
そんな生活を毎日してる訳だが、母さんこと高峰房江(42)は普段の俺のだらしなさからか、毎日のように階段下から俺の名前を呼ぶ。
正直俺としては迷惑な話しだがな。😏
支度が終わり、俺は家のドアを開ける。
「遅いよ😒」
「よ✋」
「どうせまた推理小説読んでたんでしょ?😒」
「よく分かったな😆」
「呆れた😔」
こいつは俺の幼なじみの如月華夜(17)
クラスの優等生で最近、母さんに似てきた気がするんだ😒
「なあお前最近母さんに似てきてないか?」
「何言ってんのよ😒
それよりあんた推理小説ばっかり読んでて、実際の事件に巻き込まれても知らないんだからね。😒」
「やっぱりな😱」
「何がよ?」
「それ、母さんにも言われた。😱」
「あんたがオタクだからいけないのよ😒」
「俺はオタクじゃねぇ😒」
…………この時俺達は知らなかったんだ。
本当に俺達が事件に巻き込まれる事になるなんて。
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