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そして当日……
「昨日徹夜したから眠い😖」
「あんたどうせまた推理小説読んでたんでしょ?」
「当たり😆」
「全く…😖」
「目的地に着くまでには1日かかるみたいだし、今は寝とけば?」
岬が笑いながら言う。
「え⁉バス旅行ってそんなに時間かかんの⁉……」
「目的地が遠いからね~。😓」
「まぁ、夜中寝れなくなるのキツいから起きとこう😱」
「うっ………。」
岬の隣に座っていた美波は、苦しそうに口を手で覆っている。
「美波どうしたの?😓」
「ちょっと酔ったみたい……。」
「大丈夫?😓」
岬は心配そうに美波の背中をさする。
「うん……。
少し休んでたら治るから……。
あっ窓開けてほしいな。」
「分かった😃」
岬は窓を開ける。
それから数時間後……辺りも段々暗くなり始めた。
「もう夜ね😃」
華夜が竜之介に言う。
「ん~。」
一方の竜之介は、推理小説を読むのに夢中になっていて話を聞き流している。
「ふん😡」
華夜はスネた。
「あ~あ暇だ😖」
啓太が言う。
「そうね……。😖」
華夜が言う。
「あんた達ちょっと静かにしてくれないか?」
片倉賢一が後ろの席から言う。
「ごめんなさい😱」
賢一はそれを聞くと後ろの席でまた同じように参考書を読み始めた。
「真面目なお兄さんね😒
あ😃私、山崎恭子よ。
よろしくね。」
「はい、よろしくお願いします😃」
華夜が嬉しそうに言う。
一方の竜之介は、小説を読み終えて退屈そうに外を見ている。
何故だろう、嫌な予感がする。
今更になって華夜と母さんの言った事が気になるんだ。
「まさかな…。」
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