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そういうとかいじゅうのぬいぐるみは、わたしがそうしたようにぴくりとも動かないようだった。
「もしかして・・・、今さらぬいぐるみのまね・・・?」
「ガウ~~!!早くも見つかっちゃったガウー」
とつぜん叫びだすとパニックをおこしているようすだった。
「大丈夫だよ、わたし、誰にも言わないから」
「ホントガウ?」
「うん!」
わたしはそういった後、自己紹介をした。
「わたしの名前は来華 命、メイって呼んでね!」
それを見てか、ぬいぐるみの方も自己紹介してきた。
「挨拶されてそれを返さないのは礼儀が無いガウね!オイラも自己紹介するガウ」
「オイラの名前はガウ!だガウ。ある組織の科学力を結集して造られたスーパーロボットガウ!」
ガウはそれからここに来た理由を話そうとしたその時、
キーンコーン・・・カーンコーン
あ、・・・・予鈴鳴っちゃった・・・・って、
「遅刻だーーーー!!」
「まだ何も話してないガウ」
「えぇ~い!じゃあカバンの中で待ってて!」
そういいながらガウの頭をわしづかみにして自分のカバンの中に放り込んだ。
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