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それからの私は
毎日ふさぎこんでばかりだった。
1日中家に引きこもり、息子を思いだしては
泣いて泣いて
朝まで泣き続けた。
そんな生活を送っていたある日のこと。
息子が死んでから半年がたった頃だった。
私が仕事から帰ってくると私のアパートに母が来ていた。
母の傍らには息子と同じくらいの息子によくにた男の子。
私はまた息子を思いだし、
泣きい衝動を押さえて
平然を装い母に話しかけた。
どうせ近所の子のお守りか何かだろうから、その子供については尋ねなかった。
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