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大学の講堂で俺は教授の話をそっちのけでボーッと考え事をしていた。
考えていた事はもちろん図書館での出来事だ。
あれから1週間……、沙耶の言葉が頭から離れない。
『あなたは封魔の書のことも契約者に課せられる運命も知らない』
契約者に課せられる運命?沙耶は一体どんな運命を課せられたんだろう……?
考えても何も分かるはずもなく、ただ時間のみが過ぎていった。
そんな俺を見つめる影があった……。
その影は遠くから俺を見つめ興味深そうに呟く。
「ふむ、彼はなかなか面白い逸材ですね。もう少し見定めますか」
考え事をしていた俺はその時、その影の事を知る由もなかった。
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