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金田
「いくよぉ」
翔
「…はっはい!!」
ポン、カッ、ポン、カッ
翔は緊張もあるせいか、フレームショットばかりだ。
金田
「力抜いてなぁ」
金田先輩の余裕ぶりに翔は負けじと力押ししてしまう。
カッ!!
シャトルはむなしくネットにひっかかった。
金田
「うまくシャトルに追い付いてるよ、ただバドミントンは力じゃない、最小限の力で最高のパフォーマンスを見せるんだ。力は一瞬入れるだけでいい、今から違いを見せるから、ついてくるよぉ頑張れ」
翔
「はいっ。」
翔の言葉に力がなかった。言っている意味がよくわかっていない。ただ一球でもいいから決めたいと言うことしか考えていなかった。
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