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体育館の前に着いた三人は緊張しながら重い戸を開けた。
中には誰もいない。
翔
「…あれっ?」
新
「翔、急ぎすぎやで!ホンマ、バトミントンにはまってんやな」
翔
「新、バトミントンちゃう、バドミントンや」
淳
「はぁ~」
淳は卓球への想いを断ち切れないまま、二人に流されバドミントン部に入ることにした。
三人は体育館の前で誰かくるのを待つことにした。
?
「おぃ、おまえらバド部の一年やな?」
細身のパーマと太った人がそこにいた。
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