原子爆弾

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【投下都市の選択】 東京、横浜、大阪、京都、新潟、広島、小倉、長崎、佐世保など、いくつか候補にあげられた。 最終的に広島、小倉、長崎が選ばれ、広島投下後、小倉に投下予定だったが、天候不良だったため、急遽長崎に変更。 天候不良でないところへあえて投下… こういった経緯からいかに実験(投下)したかったかが伺える。 アメリカ軍の将校や科学者の中には、京都への投下を強く求める者も多く存在した。 理由は盆地であるため、原爆の効果や威力などを確認するには最適だと主張した。 だが政府は、戦後よい日米関係を築く事を考えており、歴史ある都市への投下は戦後、国民からの反感が大きすぎるとし、候補から外した。 もっとも投下した時点で反感は買っているが…
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