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僕ら3人と猫田は同じ班だ。
確かに後から来て、のこのこと壊すのは勝手だったかもしれないが我が班の地位と名誉を守るためには仕方なかった。
僕ら3人の意見を盛り込んだ装置は大盛況だった。
文化祭の"ピタゴラスイッチ"は成功に終わったかに見えた。
がここに至るまでにはドラマがあった。
ビー玉を転がすスロープを薄い木の板で作ることになったとき僕は木を切る役になった。
手元にノコギリがなかったので冗談まじりに近くにあったハサミで切る真似をした。
切れた。
あれ、案外切れるかも。
山咲「いけるって。切ってみろって」
途中まで難なく切れた。けど途中で切れなくなった。
僕は持つ部分を握力計のように持ち精魂力を注いだ。
なんだよハサミって結構役にたつん…
「バギャッー」
悪夢の始まりだった。
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