猫と猫

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ミケ「ねぇ、何あれ?コインいっぱい!カードいっぱい」 カノン「ああ、あれ?アレは小遣い、基、男から金巻き上げて…」 黒「カノン!お前の辞書を開くな!」 カノンの口を挟む黒。ある男の人にまた声を掛けられた。 男「あはは!ただ単の遊びだよ?やってイカナイ?特に、金髪の髪の長い人」 カノン(黒って何気無くモテルのよね) 黒「…嫌」 男「俺の店の悪口言う人なんて滅多にいない。もっとも、こんな美人だったら光栄だけど」 話を無視して行こうとすると、店の中から 大柄な男が出てきた 「ゲッ!オカマじゃねーか!なんだ?友達連れて夜遊びか?」 カノン「テメェ、マジ殺す!」 ナイフを取り出すカノン。大柄な男は酔いが回っている為、危機感が薄い。 カノン「黒の前でオカマ言わないでくれる?馬鹿」 いつも以上にキレのいい腕捌き。何故かヘニョヘニョと避ける大柄な男。より苛立つカノン。 カノン「ミケ今よ!」 ミケ「おう!必殺!スペシャル膝カックン!!」 殺人的な勢いで蹴りを食らわす。カクッと上手くいった…かの様に見えた。 男「甘いぜ!俺はブリッチが出来る男だ!」 カノン「な、何!!?なんて歪なブリッチなんだ!」 ミケが男の腹に凄まじい蹴りを落とした。大柄な男。倒れる。 黒は、クルリと反対方向を向いて帰ろうとする。 「お姉さん。遊びましょ?」 コイツをいる事を忘れていた。 「お名前は?」 「リンで良いですよ?依頼も聞いて貰いたいので。」 黒の目が変わる 「…!」 「交渉成立ですね。お手を」  
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