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三日月の夜は 猫が好む
時は真夜中11時
ミケ「黒ちゃん?」
真夜中にほら 猫が来た
黒「どうした?眠れないか?」
猫「俺、デリケートだから」
黒がヒラヒラ手招いた。ミケが黒の近くにくる
黒「眠るまでいてる」
ミケの頭を撫でた黒
ミケ「俺よく飼う気になったな。金持ちの娯楽は知らないけど。」
黒「俺によく飼われる気になったな。子供の遊びは知らないけど」
クスクス笑う二人。
ミケ「いい匂いしたんだ」
黒「…そうか」
ミケ「俺を抱け、その為に飼ったんだろ?」
黒が爆笑した。ミケが、ポカンと黒を見て起こりだした。
ミケ「何笑ってんだよ」
黒「お前みたいなガキなら、其処らに転がってるのがこの部屋に既にいてもオカシク無いだろう?」
ミケ「…」
黒「…どうした?」
ミケ「黒ちゃん俺、腹減ったんだけど」
猫の笑いをするミケ
黒「餌か、肉が良いか」
ミケ「ミルクくれ。後小魚」
黒「分かった。待ってろ」
立ち上がり部屋を出ていく黒。ミケが黒のベットの上で蹲る。
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